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浸透圧発電について掘り下げたい [浸透圧発電]

海洋エネルギーというと、波力、潮力、海流、海洋温度差、塩分濃度差、の5つが上げられます。

その中のひとつ、塩分濃度差発電、すなわち浸透圧発電について何回かに分けて掘り下げて行きたいと思います。

本ブログに書いている事はあくまでも個人的意見ですので、間違った事を書いている場合はすみません。また、その場合には正しい内容を教えていただけると、私としましても大変勉強になり助かります。

なぜ浸透圧発電に注目するのか。

波力、潮力、海流の3つ。自然影響が少ないと言われていはいるものの、やはり相手は自然。

制御がなかなか難しいのではないかと思います。

また、機器そのものが海水に浸かった状態で長時間置かれるため、

海水による腐食、また海の中を流れるものの影響等、

長期間のPlant Lifeを達成するのがなかなか難しいのではと思いました。

海洋温度差発電については、エネルギーポテンシャルとしてもかなり期待されており、

たいへん興味深い発電方法だと思います。

しかし、低温の深層水を取水するための設計で考慮すべき点が多いのではと思いました。

そして残った浸透圧発電。

海水と淡水の塩分濃度差を利用し、膜を利用して浸透圧を生み出す。

その浸透圧をもって水力タービンを回して電力を発生させるというもの。

導入できるところというのは確かに限られると思います。

まず何よりも、海水淡水化で飲み水をつくっているところであること。

なぜなら大きい浸透圧を発生させるためには、濃い塩分濃度の海水が必要である。

淡水側として使用する下水処理水については、

放水場所が海であれば、うまい具合に海水淡水化設備の近くまで処理水を送るコストを

あまりかけずにできるのではないかなと思います。

ただ、何よりもいいことは、現状の海水淡水化設備の近くに、

同じように膜モジュールを並べたユニットとタービンを置いてやる事で、

省スペースで発電を行えるというメリット、

その設置場所の環境が腐食条件等、特別な考慮事項は少ないというメリットがあります。

さらに、海の生物への影響を見るため、海水淡水化で生まれる濃縮水を直接海に放水することで、

海の塩分濃度がどうなるかというStudyをする必要があるのですが、

浸透圧発電により海水の濃縮水と淡水が混じり、結果海に近い塩濃度となり海に放水されます。

環境に対してもメリットがあるのではと思います。

そんな浸透圧発電について、たとえば発電量がどれぐらいなのか、

海水淡水化や下水処理にかかるエネルギー以上の発電量を生み出すことができるのか、

現在の膜技術で足りないところは何なのか、

淡水として使用する下水処理水の水質をどこまでよくしなければいけないのか等々、

浸透圧発電について掘り下げて行きたいと思います。

その中で将来の浸透圧発電の可能性について覗けたらと思います。

今日はここまで。

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